【農業男子による】収入を増やすための第一歩!!

皆さまお疲れ様です。
これから僕は祖父母の後をついで、農業男子として”専業農家“としてお仕事していこうと思っています。
お店のクラファン事業もやらないといけませんが、本業が農家である以上、本業を疎かにする事が不可能です。また、我が家の場合は「みかん農家」ですから”収入を得られるのが年に一度“と限られているのがデメリットです。
春から秋にかけて収入を増やしたい!!
我が家のみかんは栽培当初の昭和時代から比べると、かなり市場の価格が落ちてきており、昨年も”みかん“だけで収入を見れば”200万円“ほどにしかならず、我が家は6人暮らしですから、1年間その収入で生活していくとなれば、相当節約しないと生計が持たないのが現状・・・。
しかし、父が病気で農作業が出来ない事から、祖父母の後を継ぐのは僕と言う事になります。
昨年、僕自身も体を壊し、一時は三途の川すら彷徨ったのですが『祖父母が趣味で運営し始めた”夢ハウス山里“をいつまでも後世に残しておきたい!!』と言う思いから、専業農家として歩き出す事を決意しました。
そして、少しでも収入を増やすべく、これからは本格的に『野菜作り』にも挑戦したいと考えております。みかんだけの収入だとイマイチ不安定な傾向にあるので、野菜も栽培した事ある祖父に、しっかりと基本を教わって、明るい未来へ向けて一歩、前へ踏み出す所存です。
普及センターと市役所で支援金の事について聞いてきたよ!!

サムネを見てもらえれば分かるのですが、本日僕は散髪に行く時間を利用し、県の施設である『農業改良普及センター』と市役所の『農林水産課』にお邪魔して来ました。
僕の学歴は、農業の専門高校、そして農業大学校と卒業しているのですが、新規就農者を支援してくれる様々な支援金サービスの事についてお話を聞ききに行ったのですが、書類の事について説明してくれただけで、担当者の方がちょうどお留守にしており、詳しい説明はまた、後日と言う事になりました。
香川県では新規就農者・Uターンによる就農者が増えてるんだって!!
僕が暮らしているうどん県・・・。つまり香川県の農業の実情を見てみると、資料ではなんと、若者の新規就農者、Uターンにより就農を希望するケースが定着しているんだって。僕、全然知らなかった!! 令和2年度では、134人の方が就農してて、このうち自営就農の方が69人、雇用就農の65人、女性28人と、一定の水準を維持しているそう!!
また、県外からの新規参入者や女性農業者の割合いが高い傾向にあると、上記の資料で詳しく書かれておりました。
専業農家として僕が目指している所!!
これは基本中の基本なのですが、専業農家として働く場合は”家族の同意“が必要です。家族の同意なしに家業を継ぐお話は簡単に決められません。
なので、僕は今日普及センターや市役所で聞いてきた内容をちゃんと家族にお話しました。僕の目標を公開しておきますと「みかん農家としてある程度の収入を今の面積で保ちながら、副業でブロッコリーや玉ねぎ等を育てていきたい!!」と思っております。
僕の調べが正しければ、これから農家の担い手はますます少なくなり、特に田舎の場合は傾斜地も多い事から、種類によっては農業を始めるのに向いていない土地もあるので、野菜作りでの土地選びをまずは、慎重にしていきたいかな?と思った今日この頃です。
近い将来【みかん農家】の後継者不足が必ずやってくる!?
僕が今、農業男子の修行をしながら毎日考えている事は、新規で農業を仕事にする場合として考えた場合に「みかん農家」としてちゃんと成り立つことが出来るのか?これだけが不安です。
日々、我々が料理で使う野菜や魚、お肉なんかは消費量が高いので、初心者での野菜ならやり方次第で成功すると思っていますが、みかんは苗木から育てた場合、「モモ・クリ3年、カキ8年、ゆずの大バカ13年」と言う専門用語が昔から存在するように、安定した数量が収穫できるまで最低でも約10年かかります。
僕の場合は、既に立派な園地がありみかんの面積をそこまで増やさなくても、徹底した栽培管理をしてやれば、まとまった量のみかんが収穫できますが、初心者として農業に取り入れる場合『みかん作り』はオススメ出来ません。
出来るならば、最初は手間・ヒマかからず単純に作れる「ネギ、玉ねぎ、じゃがいも」と言った定番野菜から作っていき、資金を徐々に貯めながら、みかん山を開墾していくのが最も現実らしいやり方だと言えます♪また、知識の無い方であれば「農業大学校」や新規就農者の育成を行っている「農業法人施設」に就職をして、野菜や果物など栽培方法について働きながら、プロの方から教わるのも一つの方法です。
支援金をもらったはいいが、上手く作れず借金してしまってはお話にならないので、これから農業をやりたいって思ってる方は必ず上記の事を頭に入れましょう!!
毎日美味しい食事が食べれるのは農家さんのおかげ!!


僕達は普通に何も考えずに、日ごろから食事をとっていますが、一番忘れてはいけないのは農家さんの存在です。僕がもし、農家以外の家庭に生まれていたら、農業に興味を示す事は全然無かったと思いますが、それでも毎回食事をする時は、畜産農家さんが大切に育ててくれた牛さんや豚さんに感謝をして、野菜やお米を食べる時も、生産者の方に感謝して「いただきます!」と言ってから食べるようにしています。
今夜のメニューは昨日のカレーの残りで作ってくれたドライカレーとから揚げでした。
やはり、カレーは2日経った時のヤツが一番おいしいな♪
では、今日の更新はこれでおしまい!!